LION

(1983 - 1989)

ヴォーカル:  Kal Swan
ギター:  Doug Aldrich
ベース:  Jerry Best
ドラム:  Mark Edwards

LIONの母体は1983年に動き出します。NWOBHMの黄金時代に活躍したTYTANのヴォーカリスト、Kal Swanは英国に見切りをつけてLAに渡ります。そのLAで出会ったのが伝説的なヘヴィ・メタル・バンドで、Yngwie J. Malmsteenも在籍していたSTEELERのドラマー、Mark Edwardsでした。この2人がLIONを結成。デモ・テープ作りを始めます。

1985年に元MANSFIELDのDoug AldrichとJerry Bestが参加。この編成で名曲「Power Love」のデモ・テープを制作。DougとJerry参加以前にレコーディングした5曲を加えて、6曲入りのアルバムとして、日本のみでの発売を決めます。このデビュー・アルバムのレコーディング前に、LIONは2曲をサウンド・トラックに提供しています。映画「処刑ライダー (The Wraith)」には「Never Surrender」を、アニメ「トランスフォーマー (The Transformers)」には同名のタイトル曲を提供しています。

1987年にデビュー・アルバム、「Dangerous Attraction」を発表。それまで日本では2度の来日公演を行っていますが、レコード会社やマネージメントとのトラブルで、アメリカでは思うように活動できませんでした。その後、新曲を5曲と旧作から「Power Love」を除いた5曲を新たにレコーディングし、「Trouble In Angel City」と名付けて発表。しかしこのアルバムはアメリカ以外の国では発売できませんでした。

スコッティ・ブラザース・レコードとの契約そのものに問題があり、この契約を破棄するためには、バンドは解散しなければなりませんでした。そして、1989年9月、カリフォルニアのパルムデイルでモトクロス・レースに参加していたMark Edwardsが、スリップして崖から転落。Markは重傷を負い、LIONはこの事故を契機に解散状態に陥ってしまい、1989年10月20日、LIONは事実上解散します。