HURRICANE

(1989 - 1990)

ヴォーカル:  Kelly Hansen
ギター:  Doug Aldrich
ベース:  Tony Cavazo
ドラム:  Jay Schellen

Hurricaneは、LAメタルがアメリカ全土を席巻し始めた1984年、Quiet Riotの中心メンバーであるCarlos Cavazoの兄Tony Cavazo(ベース)と、元WhitesnakeのRudy Sarzoの弟Robert Sarzo(ギター)の2人がQuiet RiotのKevin Dublowを通じて知り合い、Hurricaneは結成されました。2人はヴォーカリストのオーディションを行い、120名の候補者からKelly Hansenを見出します。更にLita Fordとプレイしていたドラマー、Jay Schellenを迎え、Hurricaneのラインナップを固めました。1985年にミニ・アルバムを制作し、1987年には初のフル・アルバム「Over The Edge」を発表。1988年の全米ツアーではStryperやGary Mooreと共演。1988年11月、日本公演も実現しました。アルバムもヒットし、全米ツアーも成功しましたが、ニュー・アルバムのレコーディングを目前にして、ギタリストのRobertが脱退。後任として元LionのDoug Aldrichが迎えられました。当初Dougは再びLionで活動することを望んでおり、セッション・メンバーとしての参加と考えていましたが、 Lionの各メンバーのソロ・プロジェクトも進んでいき、DougはHurricaneの正式メンバーになることを決意し、Hurricaneのメンバーとしてツアーに全面的に参加することになります。

1990年4月、新生Hurricaneはニュー・アルバム「Slave To The Thrills」を発表。Dougのアグレッシヴなギターが加わったことにより、Hurricaneのサウンドがスケールアップし、ワイルドな方向へと変化しています。しかし、Dougは1990年、旧友Kal SwanとBad Moon Risingを結成し、Hurricaneを脱退することとなりました。